兵庫の銭湯
もし県外の人から「神戸の銭湯を案内してほしい」と言われたら迷わずこの銭湯に連れて行くだろうと思う。 駒ヶ林駅から徒歩1分。 「扇港湯」さんです。 扇港とはかつて神戸の港を指した言葉で、港が扇のような地形をしていたことからそのように呼ばれていま…
山陽電車が好きで、多少高くても、遠回りになっても、なるべく交通手段は山陽電車を使うようにしている。 と母に言うと「それお父さんと一緒やで。」と言われました。これが・・・親子の血というものなのか・・・。 そんな大好きな山陽電車を使って降り立っ…
部屋に2日連続でゴキが出た。 まだ引っ越して2ヶ月ちょっとなのに。 前の部屋では一回も出なかったのに。 「これで大丈夫!」とありったけのゴキ対策グッズを買ってきた夫。 「ゴイゴイスー!」と言いながらあちこちにスプレーかけてました。本当に大丈夫か…
記憶とういのは、頭のどこかには必ず残っていて、無くなることはないらしい。 ただ、その記憶に辿り着けるか否かの問題というだけで。 昨年からずっと休業状態だった戎湯さんが今年の3月に閉業されました。 上の写真は、休業前に訪れた時に撮影したものです…
阿部一二三選手と阿部詩選手が同日金メダルの快挙!もう勝った瞬間声出ちゃいました。 しかもお二人の出身が神戸の和田岬。同郷の選手の活躍はなおさら嬉しい。 「こりゃ、今週はあの風呂屋で決まりやね。」 そう思ってやって来ました。 和田岬駅から徒歩5分…
完全に見誤ったな、と思いながら炎天下のなかペタペタ歩き続けました。 徒歩37分を甘く見ていた。この時期に無茶しちゃいけません。 汗だくだくのフラフラでこの日やって来たのは・・・ 「明和温泉」さんです。 姫路駅から徒歩37分。 京口駅からだと徒歩15分…
風呂と全く関係のない話で恐縮なのですが、先日結婚をしました。 新生活の準備やら引っ越しやらでバタバタしていて、全然風呂に行けていなかった。ブログからも離れてしまっていました。 ようやく落ち着いたので、ぼちぼち風呂散歩を再開しようと思います! …
久々の初訪問風呂です。 まだ見ぬ風呂屋にワクワクしながら杭瀬駅から歩くこと10分ほど・・・ お! おお! おぉおおお!! しっっぶい建物と煙突を発見。 こちらは今回の目的地の建物裏です。 夕焼けに錆びたトタン壁。もう裏側だけで完全にノックアウトです…
どうしてこうも、風呂屋っちうのはこんなにも、心を誘うのでしょうか。 風呂屋に浪漫あり。思わずそう呟きたくなるこの場所は・・・ 「浜添湯」さんです。 苅藻駅から徒歩7分ほど。 塀にぐるりと施されたタイル装飾。いかにも風呂屋!て感じがして、胸アツで…
朝っぱらから温泉なんて、そんな贅沢をしていいのでしょうか。冬の澄んだ朝に、やっぱり恋しくなってやって来たのが・・・ 「朝日温泉」さんです。 源泉の掛け流しも楽しめる立体型銭湯です。 すぐそばをJR神戸線の電車が走ります。 もちろん、車窓からも朝…
寒い。寒すぎる。 こんなに寒い冬は、久々じゃないでしょうか。 芯まで冷えた身体を、芯まで温めるべくこの日選んだ風呂屋は・・・ 「水木湯」さんです。 現在はマンションになっておりますが、水木湯さんの左隣には昔「水木荘」というアパートが建っていた…
神戸は坂道が多いです。 そのべらぼうにキツくて長い坂に 「たまらんな・・・。」 と毒付くこともあるけれど ふと振り向いて遠くに海が見えたりしたその時は「たまらんな!」と思ってしまう。 やっぱり神戸が好きなのです。 そんな、思わず「たまらん!」と…
「東の浅草、西の新開地」 今では想像もつかないけれど、かつて「新開地」は関西でも有数の大歓楽街だったという。 そんな"いにしえの繁華街"に、「現存する神戸の風呂で、一番ディープな場所はここじゃないかな・・」と個人的に思っている風呂屋があります…
洗髪をしている時に、忘れていたことをハタと思い出す事が多いです。 何故なんでしょうね、無になるからですかね。 なんとなくボンヤリ気味な今日この頃、この日ふらふらと訪れたのは・・・ 「笹の湯」さんです。 甲子園口駅から徒歩15分ほど。 木をくり抜い…
あー、次の休みはどこにも行かんぞ。 一日中家でお菓子食べながらぐだぐだして過ごすぞー! ・・・って思ってるのに、どうしていざ休みになると風呂に繰り出しちゃうのでしょうね。 風呂の磁力に導かれ、この日訪れたのは 「泉温泉」さんです。 武庫之荘駅か…
あれ?寒。 ドアを開けた瞬間に吹き込んできた風に身震いして、またドアを閉めてしまいました。 冬到来ですかね。今年初のコートです。 コート着て行くとロッカーがいっぱいいっぱいになっちゃうんだよなーと思いながらこの日やって来たのは・・・ 「大福湯…
身が軽いです。 仕事で、半年間のしかかっていた案件をようやく片付けることができて、肩の荷がふぅと降りました。今週はよく働いた・・・。 今日の風呂は格別だぞ。さてー、どこに行こうかなぁ・・と思い巡らせ、浮かんだのがこちら。 「ふじ温泉」さんです…
時刻は午前5時30分。 まだ外が薄暗い。そのうえ、若干冷える。 頭の片隅に、遠くで湯のれんが揺れている光景が浮かぶ。 ・・・俄然、風呂の気分やねぇ! そう思って、休日の朝っぱらから自転車にまたがって向かった先は・・・ 「灘温泉 六甲道店」さんです。…
兵庫の果てだなぁ。 と思いながら長いこと電車に揺られていました。時間にして、約4時間半。 この日訪れたのは豊岡市の豊岡駅。 豊岡最後の風呂を求めて・・・ 「京極湯」さんです。 もう、風情がダダ漏れじゃないですか! 煙突とイチョウ。 よく見ると屋根…
JR元町駅から神戸駅の高架下に続く長〜い商店街。昼間なのに薄暗く、ディープな空気が漂っているこの場所は・・・ 元町高架下商店街。 通称『モトコー』。 ガイドブックには載っていない、神戸のアンダーグラウンドです。起源は戦後の闇市の名残という。 2…
食べすぎたなぁ〜、と夕飯の後に一人で反省。 暑さが和らいだせいでしょうか。なんだか食欲が増してきた今日この頃です。 「運動がてら、ちと散歩行こかな〜。」 そう思い立って、気が付けば片手に風呂バッグ。ふっふっふっふ・・・夜の風呂散歩に出発です♪ …
『焼け野原に立っているのは、焼け焦げた電柱と、風呂屋の煙突だけだった。黒々とした地面に"本庄湯"の風呂屋の煙突が、ニョキッと立っている姿が異様に目立った。』引用: 講談社 妹尾河童作「少年H 下段」より 長田の本庄町は「少年H」の作者、妹尾河童さん…
仕事で良いことがあると、何故か無性に風呂に行きたくなる。反対に、さっぱりうまくいかなかった日も風呂に行きたくなる。 結局のところ、風呂には年がら年中行きたい。 今日は良いことがあったので、俄然風呂の気分になった。行き詰まっていた事が、なんと…
『銭湯には"表の顔"と"裏の顔"がある。』 ・・・なんてツウぶったことを申し上げている私ですが。実際、表の顔(正面玄関)からは想像もできないような裏の顔(釜場.煙突)を持つ風呂屋があったりする。 なので、風呂屋に行った時は必ず表だけでなく裏も確認する…
あれ、おかしいな〜。 地図のとおり来たら、だだっ広い駐車場みたいな場所に辿り着いてしまった。 ホンマにこんな場所に風呂なんかあるんか? キョロキョロと辺りを見渡した、その瞬間だった。 ・・・ん? なんか、一瞬視界に「ゆ」の文字が見えたような・・…
前記事でご紹介した三光湯さんから徒歩5分ほどの場所に何やら素敵な響きの銭湯があります。 立派な日本建築の建物。「名月湯」さんです。 ・・・かっこいい。 これぞ、THE・銭湯♨︎という装い。 早速裏手に回ってみます。 煙突。 辺りは住宅街で、高い建物も…
今回は明石にある「三光湯」さんを目指して出発しました。ほとんど予備知識なしで行った三光湯さん。果たしてどんな銭湯なのか・・・。 西新町駅から徒歩で5分ほど。 明石川の向こうに見えたのは・・・ 「三 光 湯 」 川の向こうから、屋号が「こんにちは」…
趣味は銭湯だと言うと、割と珍しがられる。 そして「おすすめの銭湯に連れて行って!」と言われることがある。 さて、どこに連れて行こうか。 相手がもともと銭湯に興味がある人であれば、「あそこや、ここや・・」とたくさん思い浮かぶのですが、普段銭湯に…
尼崎市はダウンタウンのお二人の地元としても知られている町です。 そんなお二人が、幼少の頃に通っていたと言われている風呂があります。 JR尼崎駅から徒歩5分ほどの「昭和温泉」さんです。 アーケードから長い石畳が続きます。 元の色が分からないくらいに…
先日、用があって尼崎に行って参りました! 私は以前、尼崎で働いていたことがあり、JR尼崎付近の風呂屋にはよく通っていたので、今回は用事ついでに懐かしの風呂屋に再訪です。 まずは、「平和湯」さんへ。 JR尼崎駅から徒歩で15分ほど。 商店が立ち並ぶ通…