ゆ〜こさんの風呂散歩

神戸在住の風呂好き女が行く、銭湯めぐりのまとめです。

【尼崎市】昭和温泉

尼崎市ダウンタウンのお二人の地元としても知られている町です。

そんなお二人が、幼少の頃に通っていたと言われている風呂があります。

 

f:id:sj141008:20200712102526j:image

JR尼崎駅から徒歩5分ほどの「昭和温泉」さんです。

f:id:sj141008:20200712102636j:image
f:id:sj141008:20200712102640j:image

アーケードから長い石畳が続きます。

f:id:sj141008:20200712102714j:image

元の色が分からないくらいに、年季が入った看板。

f:id:sj141008:20200712103143j:image

長屋が並ぶ路地に佇む渋い煙突。

f:id:sj141008:20200712103318j:image
f:id:sj141008:20200712103313j:image

玄関と下駄箱。

f:id:sj141008:20200712103341j:image

ツバメ錠。

f:id:sj141008:20200712103414j:image
f:id:sj141008:20200712103607j:image

1984年。改装時のものと思われます。

 

脱衣所はもちろん、番台式。

男性側の脱衣所には神棚が飾られております。

残念ながら女性側からは頭の部分しか見えませんでした。

脱衣所で一際目を引いたのが、超年代物の体重計。キュンとしてしまう。

 

浴室はというと、私から見ると「可愛い♡」という感想。さりげない装飾が可愛らしいのです。

 

外観や脱衣所はその名のとおりいかにも「昭和!」なのですが浴室には洋の要素が混ざっている。天井も、よく見られる船底型ではなくアーチ型。

 

さらに、カランや浴槽のところどころにお花のタイルがあしらわれているのですが、これがとにかく素敵。

 

特にいいなと思ったのが、浴槽の中にはめ込まれたコバルトブルーの色をした花形のタイル。

水面に揺られていて、うっとりしてしまう。

湯の中で撫でると、スベスベで気持ちいい。

ちなみに、お湯はわりとしっかりめの熱さでした。

 

外観だけでは想像もできない内観。

これが、銭湯の面白さでもあり、実際に足を運びたくなる魅力でもあると思います。

f:id:sj141008:20200712111338j:image
関西住みやすい街ランキング1位に輝いている尼崎。かつて工場が立ち並んでいたJR尼崎付近は平成に入ってから再開発により大変容を遂げました。

様変わりした街のなかに、今でも存在する変わらない場所。銭湯はその街にとって、貴重で大切な遺産です。

 

f:id:sj141008:20200712165553j:image

f:id:sj141008:20200712165606j:image

昭和温泉さん、ありがとうございました!

 

------------------------

昭和温泉

兵庫県尼崎市潮江2-16-3

営業時間 15時〜22時30分

定休日 金曜