【神戸市】宮本温泉
部屋に2日連続でゴキが出た。
まだ引っ越して2ヶ月ちょっとなのに。
前の部屋では一回も出なかったのに。
「これで大丈夫!」とありったけのゴキ対策グッズを買ってきた夫。
「ゴイゴイスー!」と言いながらあちこちにスプレーかけてました。本当に大丈夫かな・・。
ちょっとでもご機嫌になりたくて、この日やって来たのは灘駅から徒歩7分ほど。
「宮本温泉」さんです。
目の前は小学校。通学路に風呂屋があるって、なんかイイなぁ。一見、ミニ銭湯風ですが中は結構広いです。
2021年の牛乳石鹸のれん。
個人的に好きです、留紺に白字の力強い「ゆ」が湯心を誘います。
ネオンの屋号看板。明るい時間の訪問のため残念ながらライトアップの写真はなしです・・。
煙突。
では、参ります。
玄関。スヌーピー は十年以上はここに座ってると思われます 笑
おしどり錠。
ひょっこり。
玄関のドアを開くと番台と物腰の柔らかいお母様がお出迎え。
脱衣所はというと、結構独特な空間です。宗教関連の絵などの作品や仏具、本などが目につきます。仏様が柔らかな笑みを浮かべながら脱衣所を見下ろしている。
さてさて、ではでは浴室へ!
浴室は空間の真ん中にドン、と大きな浴槽が一つ。そして奥の壁は一面アルプスのモザイクタイル絵。そして片側の壁にカラン。
カランはなかなかの古さを感じますが、なぁに、銭湯好きとしてはちょいと鄙びてるぐらいのほうが、かえって萌えるわい。(萌え って、もう死語だろうか)
身体を洗って浴槽へ。熱過ぎず入りやすい湯加減です。大きな湯船は気持ち良い。さらに目の前には巨大なモザイクタイル絵。
あぁ、風呂だ。これぞ風呂屋の風呂だ!
アルプス風景のモザイクタイル絵というのは風呂屋における十八番だと思う。
ペンキ絵といえば富士山。
そして、モザイクタイル絵といえばアルプス。
開放的な風呂には、開放的な絵がよく似合う。
ヨーロッパにもゴキって出るのかな・・。
あぁ、いかんいかん。美しいタイル絵を眺めながらヤツのことを考えるのはやめよう。
さて、帰って晩御飯作るか!
宮本温泉さん、ありがとうございました!