【倉敷市】えびす湯
せっかく岡山を通過するなら、寄りたいなと。
いつか再訪したいと思っていた風呂屋が倉敷にあるのです。
「えびす湯」さんです。
そうそう!石風呂!!
ここは立派な石のお風呂が楽しめる風呂屋なんです♪看板下の白熱球も可愛らしいです。
以前訪れた時は夜の訪問だったため、外観の姿をハッキリと見ることができませんでした。
なので、いつか明るいうちに再訪したいなぁと思っていたのに、ズルズルと時間ばかり過ぎて。やっと来れた !笑
煙突。こんなに太かったのか!
いいなぁ、この湯のれん。
濃紺に赤字の「ゆ」。
色合いはシンプルだけどすごく素敵。
建物にもよく似合ってる。
よし、早速お邪魔しまーす!
ドアをくぐるとタタキの玄関に番台。
お?なんだか・・・あれ?
前もこんな感じだったっけ?
脱衣所が全体的に、物が増えてすごく賑やかになっている気がするけれど、んー、気のせいか?
「お客さん、どちらから?」
と番台のお姉さんに声を掛けられ
「神戸からです・・・」
と恐る恐る答えると
「よく来てくれたねぇ!」
と歓迎してくださった。
・・・よかった。こんなご時世だから、県外から来たって言うと内心嫌がられるかなぁと思ったのですが、快く迎えてくださって一安心です。
脱衣所にも天井から湯のれんが二枚かかっていて、空間を仕切っています。この感じは記憶にあります。ロッカーも、木製。あぁ、そうそう。だんだん思い出してきた。
浴室はすごくシンプルで、シャワーはありません。石畳の床に、名物の石風呂が一つ。
縁だけでなく内側も石でできていて、下だけタイルが貼られています。
お湯はちょうどよい温度。長く楽しめる。
あぁ、いよいよ旅行が終わってしまう・・。
風呂から始まって、風呂で終わった旅だったなぁとこの二日間を振り返っていました。
「お客さん、倉敷は初めて?」
湯上り後、番台のお姉さんにそう声を掛けられました。
「いえ、二回目です。実は、こちらにお邪魔させてもらうのも二回目です。」
「そーなん!私おった?」
「いや、確かおられなかったと思います。四年前なのですが・・・。」
「あぁ、じゃあ女将さんやね。」
そして、
「ここ、随分雰囲気変わったでしょ!」
とお姉さん。
「やっぱりそうですよね!!!以前よりも物が増えましたよね!!!」
やっぱり、気のせいではなかったもよう。
「そーなんよ!インスタ映え狙ってるから!前は全然写真撮るところなかったでしょ?」
インスタ映えのためですか、マジすかっ!
「え、ていうか、写真撮っていいんですか?」
「いいよいいよ、じゃんじゃん撮っちゃって!」
マ・・マジすかっ!!(二回目)
他のお客さんもおられなかったので、お姉さんの承諾を頂いて、脱衣所のお写真を撮らせて頂くことになった。私、風呂を追いかけて八年目ですが、脱衣所の写真撮るの初めてです 感涙
まずは玄関。タタキになっていて、向かって左手に番台があります。
そんで、下駄箱。
玄関ではなくロッカーの真横という、ちょっと珍しい位置に設置されています。
そして、空間を仕切る湯のれん。
この右手ののれんが、めちゃくちゃ大きいんです。このビッグサイズののれんに隠れているのが・・・
木製ロッカー!
この艶!長年使われ続けたことによって滲み出る深い味わい。
ロッカー裏の広告。
ほんの3分ほどでしたが、貴重な撮影タイムでした・・・。
「また来てねー!!」
とお姉さん。美味しい鴨南蛮蕎麦のお店も教えて頂きました。
私、来る。また絶対に、来ます!
心までホカホカになれた・・・。
えびす湯さん、ありがとうございました!
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えびす湯
営業時間 16時〜20時
不定休